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執筆者の写真あしすと整骨院

熱はどうしたらいい?

 前回の内容で痛みの元は「熱の発生」と述べました。では、実際熱が発生したらどうした方がよろしいでしょうか? 答えは簡単です。皆さんが熱を出して寝込んだ時と同じように行えばいいのです。 

 

 そうです。冷やせばいいのです。プロ野球選手も行っているアイシングを行えばいいのです。 


 ここで疑問が出てくると思います。 冷やすの? 温めるのではなくて? というような… 


 でも、冷やすんです。 とにかく冷やします。  

 ここで、熱の発生になぜ冷やすかを説明したいと思います。 


 そもそもなぜ、熱が発生するのでしょうか。 前回では関節と筋肉が動くことによって熱が発生するといいました。 では、なぜ熱が起こるのか。 


 熱の発生としては、筋肉同士または細胞同士が何らかの形で刺激を受けると摩擦が起こります。その摩擦でできたものが熱なんです。


 何でもそうですが摩擦で起きた現象に対しては当事者同士間に何か媒介させるものが必要です。人とと人の問題では第三者が必要になってきます。 


 関節に限っては関節液が必要になります。特に関節液は熱を冷ます、関節を動かすという利点を持ったものではないと機能しません。なので関節液はちょっとドロドロしています。 


 熱を帯びてくると粘性が弱くなり、さらさらに近い状態になります。そうなると、関節同士の摩擦抵抗が弱くなるので痛みが出てきて、また熱が発生します。この悪循環が続くと関節炎になってきます。ですので、熱が発生したらまず冷やしましょう。


 そうやって熱を除去していきます。冷やす処置でだいぶ痛みは軽減すると思います。

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